conversation職人紹介

CRAFTSMAN 01

日本最高峰の技術を持つグラブ職人

「佐藤グラブ工房」

佐藤和範氏

大手メーカーの元工場長として長年にわたりグラブを作り続けてきた職人。

プロ野球選手、メジャーリーガーからもグラブ製作の依頼を受け、多くの野球選手を支えてきた。

強いこだわりを持ち続け、従来のグラブの作り方を
「これでは自分の理想のグラブは作れない」と感じて辞職。
独自で工房を立ち上げ、「最初から最後まで、全ての工程を一人でこなす」という、生産方式で作っている。

それは、大手メーカーとは真逆のグラブ生産方法だ。

通常は、
デザインする人、革を選定する人、革を切る人、革を縫い合わせる人、グラブの芯を作る人、ウェブを作る人、紐を通す人、仕上げをする人
それぞれ違う人が担当する。

そのため、完成品は「自分の理想から乖離(かいり)した物」がどうしても生まれてしまう。

多く作るのなら、それはやむをえないこと。
しかし、佐藤和範氏は、
「多く作るのではなく、プレイヤーに合わせて作る」
ことを選んだ。

それはまさに、プロ野球選手に渡すときと同じ工程。 これまでも、何人ものプロ野球選手、メジャーリーガーの声を聞き、その選手に合わせてグラブを作り続けてきた佐藤氏。
そんな大手メーカーの工場長を経験した佐藤和範氏だからこそ行き着いた答えだ。

選手の声を聞き、それを「佐藤和範」というフィルターを通して、グラブとして誕生させる。
そこにあるのは、大量生産で作られた、「プレイヤー”が”合わせなければいけないグラブ」ではない。
「プレイヤー”に”合わせて作られたグラブ」なのである。

今日もあなたの声を、佐藤氏は待っている。

CRAFTSMAN 02

類稀なる潜在能力の持ち主集団
若手職人たちの天井知らずの挑戦!

完全オーダーメイドの野球グラブ

「てっぺん」

てっぺんは平均年齢20代の若手職人が日々精進してグラブ製作に精を出している。
中には泊まり込みで、グラブ作りを探求し、その進化は年々グラブにあらわれている。
彼らのスタートは、技術の未熟さを自分たちが真摯に受け止めたこと、そして、そこからできることは何か?を考えたこと。

まずは内野手だけ、赤オレンジだけ、2つだけの型を丁寧に何度も何度も作り、「安定感」を出すことだった。

現在は技術力も向上し、型の数を増やし、ピッチャー、外野も製作するようになった。

そして、革には異常にこだわった。
高級レザー用品に使われるような、最高級のレザーを使用したそのグラブは、とても滑らかでしっとりとしている。

回転するボールをピタッと止めてくれる、そんな革だ。

わざと指袋を狭めにしているのは、革の特性である「使うほどに伸びる性質」を利用して、より高いフィット感を生み出すためのもの。

フィット感が高い。
つまりは、全体重量以上に軽く感じるグラブとなった。

あなたの守備がもっと軽やかになる。